21歳から27歳になり。6年後。
向精神薬を日々、大量に飲む毎日。体も思うように動かず、とてもだるくて市のデイケアにもあまり行けなかった。市のデイケアで私の担当の職員が異動すると聞いた。
その方には酷い事をしてしまい、今でも本当に自分が悪い人間だという事を思い知らされる。
ある日、担当のその方が「このマンガをよく読んでみなよ」と言われた。
漫画のタイトルは「20世紀少年」だった。
よく読んでみると「これは、マズイ」と思った。
「20世紀少年」には向精神薬の事も描写がありこの世界が悪意で染まっている事によく気付いた。電磁波攻撃も地球防衛隊らしい服を着た人がやっている描写もあった。
デイケアで私の担当していた方は即移動、それどころかアレルギー体質に急になり始めた。
まだ、本当の苦しみはここからはじまり出したばかりだった。
当時の私は電磁波攻撃、集団ストーカを受けているとはということが全く分からずにいた。身体の痛みは酷かったが精神病の神経痛だと思っていた。
私はパソコンを買い、インターネットを始めた。私の症状は手足の痛み、体の倦怠感、頭痛、不眠症と多かった。
私は電磁波攻撃されているとは知らず、まず精神薬を減薬しないとと思いインターネットで検索し始めた。
その時酷かった症状は身体の痛みだった。精神科医に話はしたがあまり取り合ってはくれなかった。真っ先に疑った症状は「電磁波過敏症」だった。
電磁波過敏症、化学物質過敏症を疑いアレルギー専門の外来の病院に通院した。
しかしどんどん症状は酷くなり、身体の痛みは毎日激痛だった。
そして精神薬をゼロにして睡眠薬だけにした。
それでも痛み倦怠感、頭痛は酷く精神薬を減薬したのに身体は酷くなる一方。
余りにも痛みが酷くてもう限界と思い化学物質過敏症の専門のある病院に行ってすぐ診断してもらった。
だがそこで私は電磁波攻撃と知った。
ただいろいろな事を知り、本当に大事な事に向きあう機会だったのかもしれない。